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ウクライナ情勢が膠着化してきて材料になりにくくなっている。次のテーマは世界の金融政策に移る中での過渡期として、現在は売られ過ぎたリスクオフの巻き戻しという認識。従ってこの相場は長くは続かない。FRBがFOMC後から一段とタカ派姿勢を鮮明に打ち出しているところを見ると、相当な決意を持ってインフレ抑制に乗り出していることが伺える。これまでは、市場織り込みに景気に配慮しながらガス抜きをしながら後からFOMCが追いつく形だったが、これからは市場織り込み以上に強いメッセージを出して、市場の需要を抑え込もうという算段だろう。
したがって、今後米金利は更に上がり株もどこかでは上がらなくなるだろう。現在10年の期待インフレが3%弱。この水準から更に上がるとは思えないので、名目10年金利も3%辺りまで早期に上がって、底から実質金利がプラス転するようになると、流石に株は下がって、リスクオフのUSD買いになりそうなので、中期的にはUSDロングにしていく方針。
この先に一気に上げて、上げ過ぎたら下げるというパターンは1994年型に似ていると言われている。当時に習うのだとしたら、この一年で一気に上げるのだろう。
現在は、資源ロングをメインに構築したポジションを減らしていることろ。いずれUSDロングに転換するつもりだが、とりあえずAUDのロングは0.7500で1/3利食いした。