朝からロシアがウクライナにあるヨーロッパ最大の原子力発電所を砲撃といったニュースでリスクオフの展開。放射能漏れがなかったということで、一時巻き戻しがあったものの、結局ロシアに占拠されたということで再びリスクオフ。
リスクオフと言っても、欧州が売られて、資源価格が上がるため戦地から遠い資源国が買われる展開。前回クリミア半島侵攻の際は負け組がSEK・EUR・GBP,勝ち組がAUD・NZDだったことから、HFなどもAUDは買いに転じている。RBAが相対的にハトであることから相当ショートが溜まっていることもあって狙われている。一方でECBのタカ転依頼これまたHFがEURを買っているようだが、こっちは大損失。買っては下で投げ、またその下で買って投げての繰り返しで、結局1.1000まで割れてしまった。
原子力を占領してウクライナの電力を止めにかかっているが、ロシアも貿易から排除されているため、自前のオイルと小麦はあるものの、兵士に払う給料はない。中国が細々と支援はしてくれるだろうが、ウクライナのゼレンスキー大統領が健在な内は世界からNATOへの支援の方が滞りなく続く。何とかウクライナの西側とポーランドの支援ルートだけはロシアに遮られないように祈りたい。いずれにしてもかなり長引く恐れがあるため、当面欧州売りの資源国買いが良さそう。狙い目は、NOKの買い。戦地から近いためNOKロングは避けてきたが、このリスクオフでも売られないということは、少しでもリスクオンになった時のプラスが大きくリスクリワードがあう。
AUDが相当買われてきたので、1.8830で作成したGBPAUDのショートは1.8150で利食いした。