使用方法はいたって簡単、ボールの後ろにR10を置くだけ。
アンドロイドでも使用できるガーミンのアプリをインストールしてそれとR10を同期させると、あとは打つたびに計測値が出てくる。また、ショットの全履歴も残るため非常に便利。
計測値も、10万円切るものとは思えないほど、はっきり言って欲しいデータは全て計測してくれる。ヘッドスピードとかはトラックマンのデータとほぼ同じ。
充電は1時間半くらいの練習で20%程度減る感じ。むしろ携帯の電池が半分くらいに減ってしまうので、こちらの方が問題。
殆どいいところばかりなのだが、問題点は二つ。
①ボールの後ろ183センチ?辺りに正確に設置することが至難の技。最初58度とかで試しに打ってみて、飛球線が真っすぐ出ればOKだが、ここで合わせたと思っても、長いクラブでスピードが出てくると、僅かなズレが200ヤード先では大きな差になる。練習場では明らかに右に出てフックしていても、データ上は右プッシュになっていたり。左に引っ掛けているのに、真っ直ぐ飛んでいたり、正確に設置できていないということ。少しずれるだけで、入射角やクラブパスもずれてくるので、困りもの。また、入射角も若干合っていない気がする。ただ、アーリーリリースしてしまってトップするとアッパーブローとしっかり数字が出てくるので、ためになる。全体としての傾向は把握できるので、ざっくり見ていく感じがいいのかもしれない。
②完全に実際に飛んでいる球を察知して計測するため、レンジボールであれば当然飛距離は落ちる。10%減と言われているが、それを何となく計算すれば、今までの自分の飛距離とほぼ同じ感じになっているため、ヘッドスピードや飛距離に関してはかなり正確な気がする。SWだとレンジボールで80と出ればコースボールでは88Y飛ぶということ。ドライバーで260と出ればコースボールで286Yなので、大体合っている。問題は、①の通りクラブパスとそれに伴う弾道がずれるということ。