1/3新年相場初日は、年末と真逆のUSD買い。
株は上昇を継続したが、金利も1.6%越まで上昇した。これまでなら、金利の上昇は、株の下落に繋がったが真逆。
また、FRBの利上げを織り込む際、短期金利が上昇すると、インフレ抑制や景気減速を織り込んで長期金利が低下していたが、昨日は全タームで米金利が上昇ということで、これも真逆の動き。
色々、動きが年末と違うことから、良く見極めないといけない。年末は、溜まり過ぎていた長期金利のショートを減らす動きが強かったという解釈だとするなら、景気が単純に良いという判断で、金利も株も暫く同時に上昇するかもしれない。そうなると資源も上昇するだろうから、昨日の様に一方的なUSD買いとはならず、一部資源国のロングは持っておきたい。
一方で、1.6%を超えて更に長期金利が上がるようなら、景気減速に繋がりリスクオフのUSD買いとなる可能性もある。
ただ、現時点で出てきている米経済指標からは、景気の減速という判断はしにくい。実質金利もまだしっかりマイナスだし、利上げ後半の動きを織り込むには早すぎると考える。今週の米経済指標を見ながら、その辺りを判断していくことになる。
ポジションは、年末に置いておいたオーダーのうちUSDCADショートの利食いが1.2650でついた。これでUSDCADショートは半分に減った。1月のBOCは利上げをスキップする可能性があるので、一旦CADは売られやすいかもしれないが、経済指標は米国よりも良好なため、1月のBOC後に売られ鵜様な事があれば、また買い戻してもいいかもしれない。
痛恨だったのはGBPロングの利食い1.3565があと15ポイントでつかなかったこと。こちらに関しては、UKの経済はいまいちとなりそうで、更に4月から増税もあることから、ショート転しておきたい。ただ、昨日のUSD買いの流れの中でも、ダントツに売り圧力が弱い。恐らくファンダメンタルズ的に相当ショートが溜まりやすくなっているのだろう。まだ売れるチャンスはあると見て、オーダーはそのままにしておきたい。