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まだ欧州勢が戻ってきていないので流動性は薄い。ただ、明日全員が揃ったとしても欧米にとっては新年度の評価にならないためポジションを大きく取ってくることはないだろう。年末の実需の値動きに翻弄されそうだ。実需は年末までにやらなければならないため。水準などに拘りはない。流動性がないなか、値も飛びやすく、実需が出て動いた方向にたまたまストップオーダーがあったりすると、想定以上に値幅が出てしまうこともある。
したがって、この時期は基本オーダーを置いて罠を仕掛けておく感じだが、GBPUSDのロングの利食いが1.3440でついた。これでGBPロングも半分に減った。
年明けから投機筋はどのような方向で攻めてくるのだろうか。オミクロンは弱毒性が明らかになりつつあるが、いかんせん感染拡大が酷いため、ロックダウンの警戒もしておかなければならない。またFOMCが完全にタカ転しているため、どちらの理由からもUSD買いになりやすいか。年末前にUSDロングをある程度落としたのだとすると、まずはそのポジションの復元から入ってきそうな気もする。
現在トータルでUSDポジションはほぼSQくらいまで減らしていたが、もう少しUSDロングを積んでもいいかもしれない。日本が年末年始になってしまうため、またオーダーを置いて罠を仕掛けておく。