月曜日は無風。週末のBOEベイリー総裁の利上げ発言によりGBPが少し底堅い程度。しかし火曜日の東京時間から突然のUSD売り。これまでの狭いレンジからドルインデックスは下抜けてUSD売りトレンド完成かも知れない。
しかも日柄的に10/19は水星の逆行終了日。サイクル的には、ここから最長1か月程度のUSD売りの可能性あり。ただ、今日急反発する可能性も残しているので、一応AUDロングは0.7450で半分利食い。AUDは0.7200抜けから下攻めに失敗し、資源価格と共に上昇してきたが、ここに来てショートカバーしただけでなく、一気にロング転している模様。
また来週10/27に豪CPIを控えているが、昨日の予想を大幅に上回ったNZのCPIを見ているだけに、トリム平均値が2%を超えてくるという期待感が醸成されている。直前まで上がり続けるかもしれないので、そこで0.75ミドルくらいまでいっていたら全て利食いしてもいい。
いま世界はどこもインフレに苦しみ中銀はタカ転して逆に日本やEUやCHFのような売り通貨を探している状態だが、RBAだけは本日の議事録を見ても、相対的に全く利上げを急いでいる雰囲気は出していない。これも全て落ち着いたCPIが原因である。いまのマーケットは、最後の砦RBAもタカ転することを織り込みに行っている状態なので、もしCPIが2%以内に収まっていたら、一気に巻き戻しが入る可能性がある。
ただ、資源価格は、世界がクリーンエネルギーをスローガンに掲げ続けているうちは、高止まりすることが予想されるため、AUDは下がったところでは再度ロングエントリーしたい。