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先週金曜日から週末にかけて気になったニュースが三つ。
①米中貿易協議再開
②中国当局がエネルギー目標を捨てて電力不足解消の為に石炭電力を復活させる
③米製薬会社メルクがコロナ経口治療薬開発実験で、重症化と死亡率を50%引き下げることに成功という中間報告
これら、どれも市場の不安を取り除くもの。特に③が万が一50%の数字が上がってきたら、コロナはただの風邪状態になる。昨年11月のワクチン開発成功後の相場が再び訪れるかもしれない。あの時はまずはリスクオンのUSD売りから入り、その後FRB緩和解除を織り込む形、更に米民主党による巨額財政を予想してUSD買いに変化していった。
今回も同じ道をたどるか、もしかしたら米利上げ時期が前倒しということになれば、USD買いが強まるか。もし昨年と同じであればリスクオンのUSD売りになってしまう。USD買いもかなり勢い有ったので、ここで一旦USDCADロングは利食い、USDSGDロングも利食い、EURUSDショートも利食い、GBPUSDショートも利食いと一気にUSDロングを削減した。USDMXNショートがあるので、ほぼUSDリスクは中立に戻したことになる。
10/19まで水星の逆行期間中であり何が起こるか分からないが、相場がはねたところでUSDショートを積んでいく方針に変更。