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  • 今週の注目材料

ジャクソンホール

対面形式で開催される予定でしたがコロナ感染リスクが高まっていることからオンライン形式に変更されました。パウエル議長は27日金曜日の午後11時から講演が予定されています。パウエル議長以外にも多数の連銀総裁が講演します。7月FOMCの議事録では年内テーパリング開始で合意が得られている様子でしたが、その後雇用統計は満点の良い数字となりましたが、デルタ株蔓延に伴いミシガン大学消費者信頼感指数、NY連銀などセンチメント系の指標が崩れ、小売りもかなり弱く、本当に年内にテーパリングを考えているのか、直近情勢を受けたFOMCの考えを確認する重要な会合になります。

現在の市場はテーパリング年内開始をほぼ織り込んでおり、利上げ開始も2022年後半から2023年前半ということで、ほぼFOMCのDOTS通りの織り込み度合いとなっています。従いまして、もしテーパリングが来年にずれ込むとか、テーパリングのスピードが相当緩やかで2023年にならないと利上げは開始できないということが連想されるのであれば、ハト的となり、米金利低下と共にUSDは売られるでしょう。もしくは、ある程度タカ的な発言が予想されていますので、インフレは一時的だと強調した上でテーパリングに関して全く発言しなかった場合でも、失望のUSD売りになると思われます。

一方、テーパリングは予定通り年内開始し、そのスピードも半年程度で終了するということが想起されるのであれば、タカ的となり米金利上昇でUSDは買われるでしょう。

ただ、タカ派だったダラス連銀カプラン総裁から「デルタ株の感染状況次第ではテーパリングは柔軟に対応したい」という発言がありました。元々かなり具体的に国債100億ドル、MBS50億ドルずつ減らすべきという発言をしていた方だけに、今週のパウエル議長が敢えてタカ的な発言をする可能性は低い気がしてきました。ということで、これまで織り込まれていたジャクソンホールでの期待が事前に剥落することも踏まえ、本日朝から全てのUSDロングポジションをクローズしました。AUDショート、GBPショート、EURショートはSQ。したがって、残ったのは先週までやられていたMXNのロングだけが残る形となっています。先週1週間のUSD買いの展開でここ1か月のマイナスを全て取り返してプラスになっています。

米議会

米上院は5500億ドルのインフラ投資案を可決し、3兆5000億ドルの予算決議を民主党のみで通過させました。これらの法案の前に債務上限問題を解消させなければ話は先に進めないのですが、ただでさえ揉めている両党が、アフガニスタンからの撤退問題で更に溝を深めてしまっています。下院は現在夏休み中で休会中ですが、時間はあまり残されておらず、両党の最後の揉み合いがリスクオフの雰囲気を醸成する可能性には注意しておかなければなりません。

投稿者について

週末はゴルフに全力投球。ハンデゼロとクラチャンを目指しています(現在ハンデ7)。平日は主にFX市場で長年現役として働いています。基本的に長めのトレンドを取りに行きながら1週間程度でポート全体のリスクを調整していくスタイルです。

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