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6日深夜、唐突なリスクオフ。レポートにはISM非製造業が予想を下回ったとか書いてあるが、後付けだろう。
仮に何かポジション調整があったとしたら、EURロング。これはECBが緊急会合を今秋実施しているが、FRBと同じくAITのようなインフレターゲットを導入したり、各国の債券発行割合枠を撤廃したり、いずれにしても今後復興債発行需要に耐えられるような制度設計に変更しようとするもので、ハト的なもの以外思い浮かばない。これによってEURが下がりUSD買いの展開になったのか。
もう一つは、米金利。特に長期金利が1.5%を下回って、値頃感から債券ショートが徐々に積み上がっている中、指標をきっかけに株が下がり、金利が下がり、金利の下サイドのストップに引っ掛かって金利急低下、これらを総合してみるとリスクオフということで、資源国や新興国通貨が売られた。
これら二つの状況が重なって、唐突なリスクオフが出来上がったと整理している。ただ、ラッキーだったのでEURショートの半分を1.1820で利食い、GBPショートの半分を1.3800で利食い。久しぶりの利食いで、タカ転したFOMC後のUSD買いの中で失った収益の半分くらいまで収益が戻った。