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  • 今週の注目材料

豪経済指標(19日第1Q賃金指数、20日雇用統計)

オーストラリアの殆どの経済指標は良好ですが、唯一インフレだけが弱いままというのがRBAが緩和を継続している要因です。RBAも賃金上昇の弱さを懸念しています。もし今回の指数が強かった場合、7月に予定されているRBA会合での債券購入額の見直しに影響がでてくるかもしれません。

また、翌日発表となる雇用統計は4月の数字となりますが、3月末に政府の給与補助制度が切れた後の初めての数字となるだけに、現在の本当の雇用市場の実力が確認できることから注目されています。

その前に、先週高いところでロング転してしまったAUDロングは少し戻ったところでカットしておきます。

インフレ

クラリダ副議長から予想を大幅に上回ったCPIを受けて気になる発言がありました。従来通り、「インフレ率の上昇は一過性の要因によるもの」としたものの、「驚く結果であった」とか、「望ましくない水準になれば対応する」といったように、物価上昇を一時的とする判断に対して動揺が見えます。先週木曜日には、マクドナルドが平均13ドル超に自給を引き上げることを決定しましたが、大手企業がこのような決断をすると、中小の個人店舗でも賃上げをしないと人が集まらないことから、徐々にインフレになる下地は整ってきている可能性があります。

ただ、FRBの次の一手については見方は二分されていますが、EM諸国では続々と利上げに転じているところが増えてきており、とりあえずAUDロングをカットした代わりに、PLNとMXNのロングを追加しました。

米株

木曜日に強いPPIが発表されましたが、前日のCPIの様に株は売られず、むしろ上昇しました。当初は、前日の株の暴落の反動だと思っていましたが、金曜日には小売りが予想を大幅に下回り、ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)も弱かったにもかかわらず株は上昇しました。もしかしたら、納税期限の5/17に向けて昨年コロナバブルで儲けた利益を、増税前に換金していたという可能性も出てきています。このようなフローが、CPI後にほぼ出尽くしたことから、徐々に新規の買戻しが入り込んできているのではないかということです。

また、バイデン大統領は5月末に向けてインフラ投資計画の合意を目指していることから、月末に向けて政治家の発言が出てくるでしょう。その規模に注意しなければなりませんが、基本的に合意に向けて視界良好であれば、株が底堅く推移し、為替はリスクオンのUSD売りが優勢となるかもしれません。

AUDをカットしてPLNとMXNロングを追加してUSDショートの量は変わりませんが、EMを追加した分、リスクオン寄りのポートとなっています。

投稿者について

週末はゴルフに全力投球。ハンデゼロとクラチャンを目指しています(現在ハンデ7)。平日は主にFX市場で長年現役として働いています。基本的に長めのトレンドを取りに行きながら1週間程度でポート全体のリスクを調整していくスタイルです。

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