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USD買いが進んだが、SDRの話が出たところで米金利が1.75%を付けて下がってきたということで、一旦米金利の上昇は終わりと見て、USDショートポジションを作成していくことにしたが、ここはやはり資源国ということで、AUDロングを積み増し。
若干気になるのがトルコの話。ここからTRYが売られることでリスクオフの展開が加わった状態での米債買い(米金利低下)だと、USD売りにならずに、USD買いになってしまう恐れもあることから、資源国ポジションの積み増しは慎重に行う。同時に、いま持っているUSDロングを徐々に減らすセッション。
今週のリスクインベントとしては、米債の入札も火曜日から始まる。先月不調だったことからまた金利急騰リスクがあるかもしれないので、これもUSD買い要因。ただ恐らく備えているということは何も起きないだろう。
もう一つのリスクは、四半期末を控えたアロケーション。株上昇、金利上昇。普通であれば株売り債券買いだろうが、恐らく、通常の償還に加えてかなり価格も下がった債券の買いの方が株よりも目立つと予想している。そうなると、入札でも積極的に買ってくるかもしれないし、月末にかけて金利が低下する可能性が高いと考えて、少しUSDショートにしておく。