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昨日夕方にUSD売り継続する中EURのロングも1.2150で利食い。これで残るロングは資源国分だけになった。しかし、その後夜中にかけて米金利が急騰し、USD買いとなり、資源国通貨はかなり売られた。ヘッジで持っているSEKとPLNのショートがワークしたとはいえ、多少ポートは傷ついた。EURを辞めておいてよかった。
世の中は、米金利上昇のニュースが多いが、昨日は実質金利も名目金利と同じくらい上昇した。つまり、期待インフレは10年で2.2%くらいが一旦上限に到達していて、名目だけが上がる局面になっているということ。
では、この名目が2.2%を超えて実質金利ががプラス転するかというと、FRBの緩和姿勢継続のうちはまだないと考えている。したがって、株は多少の調整の下落はあっても暴落までには至らないという予想。そうなるとリスクオンのUSD売り継続だが、ここからは選択的USD売りのステージになってきているかもしれない。今のポートである、USDよりも実質金利が高い資源国中心のロングをキープしていく予定。ただ、このポートは株が調整するとダメージが大きいので要注意。多少戻りがあったら、ヘッジでハイベータ通貨をショートにしてバランスを取らないと危ない。
短期的には、来週中にUSDショートから一旦USDロング転して調整に備えようと考えている。