そろそろUSD売りが一旦終わるのか、それともこのまま加速するのか、分岐点になりそうな1週間となりそう。来週2/21までが水星の逆行期間ということでありうる。
ということでワクチン普及で騒がれて最もワークしているGBPのロングを1.3900で一旦クローズ。1.3700で損切ってロング転したが、プラスで終われた。ワクチンの回復以上にブレグジットのダメージが出てくるころだと予想しているし、EUとの間で行われている金融サービス部門の交渉は恐らく不調に終わり、UKの金融センターとしての優位性は失われていくと予想して、1.40近辺からは売り上がりを考えている。
もう一つはUSDCADショートも利食い。オイルの60ドルの壁は一旦厚いと見てCADロングもクローズ。オイルの60はコロナ前の水準であるが、今後確かに補助金などで経済は活性化するかもしれないが、ニューノーマルとしての移動については戻らないのではないかと思っている。旅行は多少戻ったとしても出張は恐らく戻らない。とにかくネットで解決することが分かってしまったので、あえて戻る意味がない。
これでUSDショートはピークの半分弱まで減っている。残るはAUD・NOK・MXN・EURのロング、SEKとPLNのショートという感じ。この中でEURのロングはそろそろやめる予定。
USD売りのなかでも選択的USD売りのステージになったと考えており、資源や高金利はロングだが、ファンディング通貨からUSDが抜けてEUR,JPY,CHFに変わると予想している。