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昨晩のタカ派のノルゲバンクを受けて、NOKロングを積み増すことにした。リスクオンの展開を受けてそれなりに買われてきてはいるが、まだコロナ前の水準を回復できておらず、まだ余地はあると判断した。
ノルウェーはコロナショックの時に強烈な通貨安に見舞われ、それにともない物価が中銀のターゲット上限の3%を超えてしまっていた。先週のCPIでは何とか2.9%まで戻ってきたが、ワクチンが出来てからのオイルの上昇の恩恵も受け始めファンダメンタルズが改善傾向ということもあり、今回利上げ開始時期を2022前半へ半年前倒しにした。その他の先進国はほぼ2023年中まで緩和継続としていることから、ノルウェーが一歩抜け出した。
次に利上げとなると、米か豪になりそうなので、NOKロングの相対としては、緩和姿勢が明確なEURとCADにしてみた。
ちょうど昼過ぎに米国が中国の企業80社に対して制裁を加えるといったニュースでリスクオフとなったタイミングでエントリーすることができた。このニュースは元々出ていたものだし、バイデンになってどうなるかもわからないし、いまの段階で大きな動きとなる可能性は低いと予想。