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BREXIT交渉進展期待と米追加財政案合意期待によりリスクオンのUSD売り継続。USDCADショートを利食い。更にUSDCNHログを作成。これでポート全体は年末前にほぼリスクニュートラル。
昨晩はBOCのマクレム総裁がコメントを出していたが、基本的には他の中銀と同じく緩和状態を当面維持、何かあれば追加緩和、ただマイナス金利までは考えていないといった内容。そして、CAD高を若干強くけん制する発言があった。これも最近ではRBA、ECB、RBNZなどが自国通貨高懸念を表明している。とにかくこの半年USDの独歩安であり、自国通貨高が進み過ぎると自国内の輸出企業へのダメージがあったり、輸入物価が下がることによる物価の押し下げにも繋がることから、明らかに嫌がっている。ただ、自国通貨安に誘導する手段がないことが問題。RBAやRBNZはまだ0%まで利下げは出来るかもしれないがECBは限界。QEの規模で比較するならFRBには到底かなわないことから、これは世界的に問題になるかもしれない。
そんななか、唯一米に対抗できる国が中国で、その中国も一方的な元高を若干牽制するような発言が出始めたところ。ということでCNHショートをヘッジの意味もかねて作成してみた。