相場が月曜日からどうも不安定。株がふらふらしながら若干上値が重く感じる。FXではGBPが乱高下しているが、GBPが下がる時には、その他通貨も大体USD買いに傾いており、年末を控えたUSDショートを減らす動きが見える。
結局BREXITは週末に持ち越されたが、この短期間の延期が何を意味するのか。あと少しで合意できるというようにも見えることから、GBPは下がったあとすぐに反発して元通りと底堅い。ただ、合意と言ってもオーストラリア型に少しプラスされた程度で、年明けから離脱による関税のダメージが徐々に出てくると予想してショートをキープしている。
EURはキャリートレードの観点からショート目にしている。昨日はECB前に調整の売りが入ったが、ECBの追加緩和はある程度織り込み済みの為、失望のEUR買いが起こってもおかしくない。ただ、ショックがあるとするなら、EUR高牽制が強まること。ただ、これもじゃあ、どうやってEUR安に誘導するの?という話で、需給面(実需+中銀系)のEUR買いが今後も押し上げてしまうかもしれない。唯一下がるとするならマイナス金利深堀り。これがでると流石に1.20は割れると思う。
ポートとしては若干リスクオンに傾いている程度。引き続き年末までに利食いするか、いいレベルがあればリスク資産積み増し予定だが、あまり積極的にというわけではない。
ECBが終われば、来週のFOMCで終わりかと思っていたが、いまだに米追加財政が合意できない。ただ、このネタで取引しているのは、超短期筋であって、時期的にトレンドが出るものではない。年始の状況を見て、ニューマネーが動き出すと思う。