金曜日の雇用統計は悪かったにもかかわらず株上昇のリスクオンでFXはUSD売り継続。月曜日はアジア株は軟調だが、FXはUSD売りを保っている。若干違和感があって、USDCADのショートだけは利食いしてクローズしておいた。RSIも売られ過ぎゾーン。CAD雇用統計は良かったとはいえ、ロックダウン前の数字。BOCの利上げ開始時期がFRBよりも前に織り込まれていることから、若干CAD買いは行き過ぎの領域に入ったという判断。
運良く夕方にBREXIT交渉が決裂しそうな雰囲気のニュースが飛び出してGBP主導でUSDショートのアンワインド。ヘッジで持っていたGBPショートがワークを始める。AUDロングのヘッジでGBPAUDショートのイメージだが、AUDも下落したが、GBPの下落の方が強くヘッジは今のところ上手くいっている。いままでも交渉前にブラフ的な発言が飛び交って相手の妥協を促してきたが、今回はかなり期日前ギリギリのタイミングなので、もしかしたら本当に白紙の可能性すらあるのではないかと疑いたくなる。
もし、年内にUSDショートのアンワインドが出るとしたら、今週のEUサミットが期日のBREXITとEU復興関連ファンドと、来週のFOMC。一応、USDリスクは殆どなく、若干リスクオン寄りのポートになっている。ここから年末まではフェーバーなら利食い、若干マイナスなら、引き付けてヘッジポジションを外しながら年明け以降のリスクオンに向けたポートを作成していきたい。