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12月中旬のFOMCに向けて少しリスクを減らしていこうと思い、EURNOKショートを利食い、NOKSEKロングを一部利食い、GBPショートを追加し、全体のリスク資産ウェイトを半分くらいに減らした形。
FXではUSD売りがメインテーマとなり、誰も異論を唱える人がいないのが気持ちが悪い。前提となるのがワクチンがコロナ感染を凌駕するという設定たが、まあまあ織り込まれて株がここまで上昇してきた。
今週は、リスクイベントとして、来週期限を迎えるEU復興ファンド関連交渉とBREXIT交渉。あと火曜日までに決まるはずのOPECプラスによる減産延長交渉。このなかで何かがきっかけとなり、調整となってもおかしくない。
特に欧州の政治イベントはショーのようなもので、期限のかなり前に妥協したりすると国民へのアピールにならないから、妥協するにしても期限はぎりぎりになるというのが、これまでの流れ。ただ、BREXITに関しては部分合意については相当織り込まれた印象があり、そもそも離脱して関税がかかってくるわけなので、UKにとってプラスになることはない。経済的ダメージを受け入れる代わりに主権を取り戻すことを選択したUKなので、BREXIT前の1.40を超える可能性は低いと考える。