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ファイザーのワクチンネタはサプライズだった。60%以上であれば承認が得られるところ有効率が90%というのもサプライズ。これで2回目の検査が普通のレベルであっても承認となる。これで大統領選の結果などあまり気にする必要がなくなった。そもそもどちらの大統領になろうと、また上院がどちらの党になろうと年内の追加財政の合意は難しいと思っていたが、ワクチンにより人々の行動様式が全く変わってくる。仮に製造が追いつかなくても死亡率が高くないコロナだけにたいした問題にはならなそう。
唯一危ないとするなら重篤者が増えすぎて病床が一杯になってしまいロックダウンせざるを得ない状況に追い込まれること。
そういった気配が出てくるまでリスクオンでついていくべく、EURMXNのショートを作成した。もし米金利がこのまま上がることがあっても無制限緩和を宣言しているFRBにより12月のFOMCで金利を抑える追加緩和が出てくるだろう。またそうなると6月のような金融緩和相場となり、高金利のMXN買い、マイナス金利のEUR売りは長期的にワークすると考える。しかもメキシコは一昨日CPIが中銀のターゲットレンジの上限を超えてしまっており、今後利上げの可能性がある。
またこれまでコロナの被害を受けていたセクターが元に戻らなくてもそれなりに戻るとするなら、オイルを中心とした資源価格は上昇しそうで、NOKロングの積み増しも狙いたい。