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昨晩米株が上がりかけていたが引けにかけてほぼフラットまで落ち込んだ。FXも株に合わせてUSD買いからUSD売りへと展開した。オイルも若干反発していたが、やはりまだ株の上値が重いと考える。
ただ、来週は前半は月末・四半期末のフローが支配することになるだろうから、ファンダメンタルズはあまり関係なくなってしまう。この動きに全体を見誤らないようにしたい。
また、来週から大統領選討論会がスタートする。いよいよここまでくると追加財政で両党が合意する可能性は低くなってきた。また大統領選もいつ終結するのか不透明。財政サポートが切れた状態では恐らく雇用が悪過ぎて、これから冬になってコロナも再拡大するだろうし、経済指標は崩れていく可能性の方が高そう。
一応来週中にもう少しUSDロングを減らすつもりだが、その後のUSDショート作成についてはリスクオンの雰囲気が出てくるのが難しそうで、かなり慎重に作成していかないと危ない。
一方で、万が一経済データがボロボロになれば、それは超党派で追加財政を出す口実にもなることから、あっというまにUSD売り再開となるシナリオも考えておかなければならない。
一番の狙い目は、株が下がり過ぎて、ロビンフッド経由の個人ロングポジションの投げが入る時。そのレベルであればリスクオンポジションを作成してもそんなにやられないはず。