昨日ピークをつけた感があると思ったが、やはり本日も米中対立懸念が材料視されて中国株が急落。その他アジア株、欧州株、米株先物と全面安。
FXではクロス円が下がったことでUSDJPYは下がっているが、例えばAUDなどこれまでリスク資産の代表格として上昇を続けていたものの値動きは限定的。
市場はまだ悩んでいる様子。いくら米中が揉めようとも過剰流動性相場は変わらないことから、どこかのタイミングで余った金は株に流れるという考え方と、
本来意識されるべきであった米中対立を無視してここまでリスクオンが継続していたがそろそろその相場も終わりで、コロナがなかったとしても昨年よりも明らかに景気が悪く雇用が悪いという事態に注目し、ここから本格的なリスクオフになる。
最初の関門は来週末期限の米失業給付金がどのくらいの規模で延長されるかということと財政支援策のパッケージ全体がどのくらいの規模になるかということ。
もし個人への給付金が最低レベルの月400ドルになったり、パッケージ全体が1兆ドルにとどまったとすると、復職できていない中で最悪の収入の崖となってしまうことから、リスクオフ決定。給付金は、週400ドル程度で延長され、パッケージも2兆ドル前後であればリスクオン復活とみている。
AUDショートは0.7075で1/4買い戻しの損切り。0.7000で半分までカットする。USDJPYショートは105.00近辺まで引っ張ろうと思う。
全体的には少しリスクオフ目で我慢していたので少しポートとしてはプラスになっている。