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EU復興ファンドが予想外に合意となり、EURが1.15をすんなり抜けて、ドル売りに勢いがついてしまいHF勢のファンダメンタルズが悪いGBPとAUDのショートがカバーされて、貴金属やオイルも全て上昇し、市場レポートなどで完全な金余り相場で、EURのターゲットが1.18とか1.20とか騒ぎはじめたところでようやくドル売りが止まった。
ポートはEURとSEKとNOKのロングは良かったがGBPとAUDのショートがやられ。CADとMXNの米国経済圏にベットしたショートはあまりやられず、トータルでプラマイゼロで乗り切った。
リスクオフになると急に米中の話を持ち出すが、今に始まったことではない。これまでのリスクオンが行き過ぎの部分もあったので、下げ幅もそれなりにあるかもしれないが、資金繰り不安にならないということは、7月末に米議会が追加財政支援策を決定するなら、また金がマーケットに投入されるわけで、ある程度リスクオフとなったところで、リスク資産ショートポジションはクローズしたい。