EUファンドが予想外の合意になりそう。ただ当初予定よりも減額されて。またこれまでの値動きからすると、それなりにEURロングは積みあがっていそうなので、ここからの上昇余地は少ないと思う。ただ、このニュースが出た後も下がらないところをみると、一回利食いした人が1.15-1.20レンジへの切り上がりを想定して再度ロングにいったか、様子見していたニューマネーが悪いコストで参戦してしまったか。多少なりとも後者がいれば、それがエネルギーとなって1.13割れ程度の調整はあるかもしれない。
材料としては今日から再開した米議会で追加財政支援案が不調に終わること。もしくは2兆ドルがコンセンサスだが1兆ドル程度で終わってしまうことだが、可能性は低い。ただ、夏休みの相場は何が起こるか分からないので、要注意。
このまま一気にドル売りが進行するようなリスクオン材料が出そろっているわけでもないことから、リスクオンポジションにしたいが、ここは我慢。下がるのを気長に待つ。一応EURはロングになっているのでそこまで焦ってはいないので、平常心で取引できそう。
こうなると、若干高いと思っていたけど1.13超えたところで積み増したEURロングがでかい。やはりダマシに引っかかってもいいアマウントで大きなイベントの前にリスクをとってトレンドには乗っておく必要性を改めて感じた。
もしあの時EURロングを積み増していなければ、ここで仕方なくコスト悪いがロングを積み増さなければならなくなり、今後のオペレーションが苦しくなることは目に見えている。