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相変らずFXの動きは鈍いが若干ドル売り継続。特にEURUSDが底堅い。株は上値が重くなってきているが、FXはむしろUSD売りのリスクオン色が強い。
EUサミット前に、EURロングの利食いが今週2回既に入っているが、どちらも値幅は小さく、根っこのEURロングはどんどん増えてきている印象。メルケル首相もある程度今週のサミットでの復興ファンド合意期待熱を冷やそうとしているが、マーケットは無視している。ただ、ロング回転で利食いなどきっちり出来ていることから、あまりコストが悪くて苦しそうなEURロングは少なそうで、こうなると仮に今週末に合意できないとなって、調整が入っても1.13割れたくらいではすぐに買いが出てきそう。
EUR以外のその他通貨は冷静で材料が出てくれば多少動くかなという程度。基本はドル売りが軸となろうが、個人的にはまだあまりドルショートには出来ていない。一回リスクオフで調整が入ってくれたらと思っているが、そう思っている人が多過ぎるからこそ、このように徐々にドル売りが継続してしまうのだろう。まあこのコロナ2次感染拡大があるなか、リスクオフのドルロングになってしまってやられているわけではないので、まだましか。