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しかし不死鳥のような株である。落ちそうなところから戻るだけでなく更に海外勢が入ってからプラスまで浮上する。きっかけは大体後場になってからの日銀の買いだが。
かといって株が先週の高値を越えてくるまでは一旦調整という想定は変えない。金融緩和と財政出動はあるものの、失業率や企業の倒産数、更に無駄を省く業務フローの見直しをやっている企業を見ていると、明らかにコロナ後は以前よりも経済活動は落ちるはず。まさにニューノーマルだ。そういった状況で先週の高値を超えるには最低でもワクチンの開発に成功といったニュースは必要だと思う。
ここでUSDJPYショートを作成してみた。5月末からの株の上昇でも110円を超えられず(この時はドル円はショートが多かったにもかかわらず)。今週に入ってからの株の反発局面でもドル円は上がらなくなってきた。上がるとしたら米金利急騰だろうが、FRBはしっかりハトだし、インフレの可能性も低い。株が調整以上に下落するとは思えないが、今のレンジをブレイクするなら株が下がってドル円が105円というシナリオ。株が上がってもドル売りと相殺されて108円台がいいところだと思っている。