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明日の全人代前に株は一旦上昇をストップ。日本株もPBR1倍を丁度超えたところで一旦落ち着くには良いレベル。しかしFXはUSD売りが継続している。特にEMが買われていて、まだリスクオフ寄りのポジションが残っていたのかもしれない。
明日の全人代が失望までいかなくても材料出尽くしということで、ドル売りが止まるというのがメインシナリオだが、もしポジティブサプライズで株が一段高になるのであれば、もう1週間ドル売り継続の可能性も見ておかないといけない。
一応メインシナリオに則ってヘッジで持っていたUSDSEKショートを9.6100で半分に減らしておいた。米中問題が発生して苦しいAUDショートを救出できるチャンスが訪れることを祈っている。
今急に話題に上がっているのがドイツとフランスで合意に至ったEU復興ファンド構想。ドイツがこういった構想に乗ってくるのはレジームチェンジの可能性もあるという話。6/18のEUサミットでの承認を目指しているが、そんなに簡単にはいかないと見ている。オランダを中心とする反対派がいるかぎり、全会一致の原則があるEUでは一回は揉めるだろう。ただ、承認された時のインパクトを考えて、数日前まではEURロングを1.10-1.12でショート転までするつもりだったが、SQまでにとどめておきたい。