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昨晩ワクチンの抗体検査に問題があるということで、米株はクローズにかけて急落したが、アジア株は何事もなかったかのように底堅い。FXでも引き続きEMが買われている。AUDは本来、米中問題と豪中問題の両面から一番ショートになりやすく、この通貨の値動きをみておけば、市場のポジションの偏りは測りやすいかと思うが、AUDの底堅さを見ていると、まだショートで踏ん張っていそうな雰囲気。0.66ミドルを越えたら流石にショート勢も我慢できないだろうから、それまでショートは踏ん張る予定。
ただ、それだけでは苦しいので、多少NOKやSEKを買って、トータルでダメージはないようにしている。
一つ目の流れが変わるポイントは金曜日の全人代で、あまりたいした財政出動もなく雇用創出案もなく、頑張ろうという意気込みだけで終わった場合。この場合は再びUSD買いに戻ると想定。
ここでも、大規模財政を決めて例えば失業者の為の個人補償まで出てきたりすると、ドル売りの流れはもう来週いっぱい続くかもしれない。その場合は、1週間はながいので少しUSDショートポジションでヘッジを入れる。