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4月は結局数字だけはリスクオンを示している。ロックダウンが解除されていない中では、全ては金融と財政出動を織り込んだ状態といえるが。

金利は低位安定、株は上昇、VIX上昇、オイル下げ止まり、EM通貨買い。

しかし、EMのなかでも例外がある。TRY(トルコ)だ。

この国、相当まずい。大統領が利下げを強要し、そもそもCPIと比較して金利の方が低い実質金利マイナスの状態なのにも関わらず、コロナの影響で利下げをせざるをえない状況で、更に実質金利のマイナス幅が拡大。

通貨も売られてしまい、輸入物価上昇で更に実質金利低下。

介入をやろうにも、玉がない。一応、SPOTで止めた分を1M先にスワップで飛ばしているので、見かけ上の外準のデータには1か月程度遅れて数字に現れるのであろうが、恐らくUSDTRYの7.0防衛で相当量使い切ってしまったのではないか。2月末から3月末の時点で25%減。7.0を上抜けてから吹っ飛んだので、4月末は更に激減していると思われる。

オイルの上昇は、エネルギー輸入国のトルコにはマイナス。

普通なら通貨安の恩恵を受けるはずの唯一の収入源である観光業も、コロナ騒動で回復には程遠いだろう。

今年に入ってイランが4桁のデノミを決定している。

現段階では、まだそこまでの状況には陥っていないが、産業がないだけに先が見えない。TRYロングにしたスワップコストも中銀のロール圧力で殆どなくなってしまった。万が一のデノミリスクを想定するといくら通貨が売られても値頃感からロングにすべきではないと考える。

投稿者について

週末はゴルフに全力投球。ハンデゼロとクラチャンを目指しています(現在ハンデ7)。平日は主にFX市場で長年現役として働いています。基本的に長めのトレンドを取りに行きながら1週間程度でポート全体のリスクを調整していくスタイルです。

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